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雪に紅

アルコール中毒の父親、AC、うつ病 どんな風に立ち直って行ったかのお話。

つらくなった時に読む本

ちょっと暗い内容が続いたので、閑話休題

父が亡くなった後、何だか良くわからないけど

つらくてつらくて。

…というOL時代に読んで力づけられた本を紹介します。

 

飯島夏樹さんの【ガンに生かされて】

プロサーファーの飯島さんがガンになって、

その後の闘病生活、亡くなるまでの様子が書かれています。

 

ただその内容は決して暗いものではなくて、

飯島さんならではの軽さ、明るい表現で書かれているので

とても読みやすいです。

 

そして命について考えたいとき、とてもおすすめです。

 

ガンに生かされて (新潮文庫)

ガンに生かされて (新潮文庫)

 

 

 

 

六花

翌日のこと 和解について

※続きです。

 

翌日、家に帰ってから

「ゆきこ、ごめんな。」(※本名)

ってお父さんがうしろからつぶやいた。

 

でも、情けなすぎて、仕事で体は疲れてて、

頭が朦朧としていて、

私はその謝罪を受け入れられませんでした。

 

お父さんに背を向けたまま、

そのままわたしは、パタンとドアを閉めました。

 

その後の事は、良く覚えてません。

早朝だったから疲れて寝たか、泣いていたかだと思います。

 

 

しかしこの時のことが、のちに自身に影響が出るとは思ってもいませんでした。

 

 

 

数年後、父の死以降、私は身体の不調を感じる事が多くなりました。

そのときに初めて、父の謝罪を受け入れなかった事の罪悪感というものを感じました。

 

そして、奇しくも父が亡くなってから、父との和解をすることになります。

 

その話はまたいつか書きます。

 

 

六花

雪に紅(ゆきにあか)

※表現に、血などが出てきます。苦手な方はスルーして下さい。

 

 

このブログタイトルにも選んだ、

私の人生の中で、1番印象に強く残っているシーン。

きっと死ぬ直前に、走馬灯のように流れるのだろうなぁと思っています。

 

 

 

 

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真っ白に深く雪が積もった夜で、

赤い救急車のランプが涙越しにも

つよくつよく点滅しているのが見えた。

吐く息が真っ白で、そして何か情けない気分で涙が止まらなかった。

 

 

救急隊員の方から「大丈夫ですよ、お嬢さんが思ってる様なことには

なりませんから。」って優しく声をかけてもらったけど、

申し訳ないけどお父さんを心配する気持ちより、

これが私の父親か、、、っていうのと

ここまで放っておいた自分と家族に情けなくて情けなくて涙が流れ続けた。

 

 

その日は凍えるように寒い冬の日で、

2日位前に、酔っぱらった父親が階段から落ちてずっと頭から血を流してた。

家中に赤い血痕がぽたぽた、タオル何枚分も真っ赤に染まってた。

 

家族はみんな、またか、、っていう感じの反応で本人もアルコールの

影響からか痛いとかあまり言い出さなかったから

放っておいていた。

それに、流血沙汰なんていままでにも何度もあった。

家の中が硝子の破片でいっぱいになったり、

父親の血で染まった自分のコートを泣きながら処分したこともあるし、

母親が殴られてパンダみたいなひどいアザになってたこともあった。

いわゆる大変な状況というものに感覚が麻痺していて、

今から救急車に同乗するというのに、泣いてはいたが

内心落ち着いてた。

 

真っ白い雪の上を、父親が通ったところに

紅い血がぽたぽたと落ちるのを見た。

 

 

白い雪の上に、鮮明で強烈な紅。

 

一生忘れられない日。

 

 

 

六花

初めまして。

初めまして。

『雪に紅』へようこそ。

このブログタイトルは、雪に紅(ゆきに、あか)と読みます。

 

その理由は近々。

 

ちなみにこのブログの主は、32才女性、独身。

父親アルコール中毒で、若い頃はよく悩まされました。

私が24のときに心筋梗塞で他界してます。

 

このブログを書こうと思ったきっかけは、

私の経験が、この世の中の、他の誰かの役に立つのならば、

思い切ってすべてをさらけ出してみようと思ったからです。

 

 

おそらく似た様な経験を持つ方はおわかりになると思いますが、

いわゆるACにとって家庭で何が起こっているのかを

他人に話すのはタブーとなっていることが多いと思います。

 

私も例に漏れず、子どもの頃から決して外ではそのような話をせず、

明るく振る舞ってなんとか生きてきました。

 

しかし、大人になるにつれだんだんと生きづらさが雪だるま式に

大きくなってゆき、他人と自分がどこかちがう、

フルパワーでがんばるとすぐにエネルギー切れを起こしてしまう

など、不思議に思う事が多くなっていったのです。

 

 

普通に生きたい。

 

それがわたしの切なる願いです。

 

 

そしてきっと同じように頑張っているひとが

この世の中に少なくないと思います。

 

 

私がどのように立ち直っていったか、

今でも正直勉強中だし、

探求してます。

 

でも、もし本当に誰かの役に立つのならば、

 

その内容を勇気を出して書いていこうと思います。

 

ぜひ、楽しんで読んで下さい!

 

 

六花(ろっか)